既知の問題点
- +AB2 では 4/4 拍子から始まらない曲はタイミングが合わない。
- X Window 版 WRD は、TrueColor/StaticColor のディスプレイではうまく描画
できない場合があるかもしれません。
- WRD ファイルのタイミングがずれることがあります。これは、古い MIMPI のバグ
らしいです。MIMPI には、タイミングに関して挙動不審な点があり、
完全にタイミングを合わせることはできません。現在、怪しいと思っている点を
ここ に記述しておきました。
- ソフトウェアバッファリング (See audriv_a.c, linux_a.c) を有効にしている場合、
非トレースモードからトレースモードへ切り替わるときに時間がかかります。
これは仕様です。
- soundfont の CutOffFreq. と Resonance フィルタがなんか変です.
soundfont <file> cutoff=1 reso=1
とすると有効になるようにしましたが,どこか変です.
- *.cfg の設定で soundfont まわりの設定にちょっとした細かいバグや不都合が
あるようです.例えば
font order 1 128
font order 0 128
のように異なる order を指定すると,両方の order が設定されてしまいます.
結果として,soundfont の検索を余分に行ってしまうようになります.
設定された order を変更するためには今のところ,
soundfont <file> remove
を用いて設定された soundfont を一旦無効にして,
soundfont <file>
を設定した後,残りのパラメータ全てを再設定しなければなりません.
その他,細かいバグや不都合がありそうなので,他に何かあれば教えてください.
- 長時間演奏後,長時間ポーズすると落ちてしまう現象があるようです.
- エンベロープのないドラムパッチは,pitch-bend, mod-wheel, chorus,
portament などが無効になってしまう.
ところでドラムパートに pitch-bend をかけてもいいものなのだろうか?
同様に、ドラムパートに portament をかけると異なる音源にスムーズに
切り替わるのかな??
それともそんなことしちゃいけないのかな???
- Windows では大文字小文字が区別されないため,ダイナミックリンク
インターフェス n と N の両方を作成することができない.
- Windows で url.h:URL_DIR_CACHE_ENABLE を定義してコンパイルすると
directory が読み出せなくなるバグがあります.
このバグの原因は分かっていません.
URL_DIR_CACHE_ENABLE を undef すれば回避できます.
- IRIX 5.3 でモノラルを再生しようとすると,
libaudio:ALopenport()
関数の中で
Program received signal SIGXFSZ, File size limit exceeded.
という原因不明のシグナルが発生してプログラムが終了してしまう場合がある
ようです.マシン(IP12)が古いからかもしれません.
- 不適切な MIDI イベントは読み込み時に捨てられてしまうので,
演奏時にドラムチャネルを変更すると,再び MIDI ファイルを読み直さなくては
なりません.
- net.c の中の Windows 版のネットワーク用のコードをどう実装していいか
分かりません.よって今のところ Windows 版ではネットワーク未対応です.
Windows 用の net.c を正しく記述すれば,Windows でも URL によるファイルの
アクセスが実現します.
- -iN または -iT インターフェースで,極端に長い文字列(8K バイト以上)を
出力しようとするとバグります.うまく頑張ると Segmentaion fault が出せます.
vsnprintf を用いると,この問題は解決します.
- たまにドラムチャネルが認識できません.
GS と XG では,正しく設定された MIDI ファイルであればほぼ完全に
ドラムチャネルを認識できますが,他の MIDI ファイルではドラムチャネルを
正確に認識することはできません.